ご近所紹介

晴れのち曇り。

夕食後お散歩に出かける。最近の夕暮れは22時頃。

Begijnhof を通り、目指すは KUL(Katholieke Universiteit Leuven)の本学Arenbergへ。

我が家のアパートは Redingenhof にあり、Begijnhof の近所です。

Begijnhof(ベギン会修道院)は1998年にユネスコの世界遺産に登録されています。
ルーベンの街の南西に位置し、かつてはその場所に防壁が存在していたらしいです。
我が家のあるRedingenhofからSchapenstraatへと続くRedingenstraatを歩いていくと、橋を渡ってすぐに防壁の名残を見ることができます。
また、川沿いのHandbooghofやその周辺でも見かけます。

さて、Begijnhofですが、ここは古いレンガ造りの建物と小道、緑がとても良く調和し美しく、静か(?)なところです。
こんなところで暮らせたらどんなに素敵なんだろう!!と思ってしまいます。
今ではベギーヌ(ベギン会修道女)たちは暮らしてはいません。
1962年にKULがBegijnhofを購入し、歴史的考証に基づいた修復を経て現在は学生や教授、大学職員の宿舎となっています。

なぜ、静か(?)なのかって?
それは、いつ訪れても訪れる我々にとっては本当に静かなスペースです。そりゃぁ世界遺産ですから!!
でも、通るたびに考えてしまうのです。居住する者にとってはどうなんだろう?(だったら通るなよ!許して下さい。静かに静かぁ〜に通っていますので。訪れるみなさんも静かに見学しましょうね!)


Begijnhofを通り過ぎ、外周(Tervuursevest )を地下道で渡ると KUL の本学Campus、Arenbergです。

KUL は1425年に創設され、エラスムスやメルカトルが教鞭をとったことでも有名です。

今までに医学部の方へは行ったことがありました。
医学部は大学病院に併設されているため、雰囲気は’’日本でもよく見る大学病院と医学部’’といった感じでした。

ところが本学は素晴らしい!!!
Kasteel van Arenberg(アレンベルグ城:後期ゴシックおよびルネサンス様式)というお城まであります。
お城の前には奇麗なお庭が広がっています。(当然!)
このアレンベルグ城は(ちょっと’’グ’’という発音に抵抗を感じてしまうのですが、お許し下さい。)16世紀に建造され、19世紀に修復されたのち、1916年にアレンベルグ家によって KUL に寄贈されたものだそうです。
真っ赤なツル薔薇が窓を飾っていたり、、、今現在もしっかり利用されているようです。とてもステキでした。

色々なスポーツ施設から、学生寮から、校舎、研究棟、学食、、、まぁとにかく広かったです。
特に単科大学で過ごしていた我々にとって、その広さは人一倍感じられたのかもしれませんが・・・。

これら以外にも KUL の施設は街中に点在しています。
またお散歩に出かけてみようと思います。

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