ポーランド旅行記 #2


ポーランド旅行の一つの目的に、オフィシエンチム(アウシュビッツ)の強制収容所跡・博物館をこの目で見たいと言うのが有りました。戦争の悲惨さ、特に独裁者による集団異常行動をこの目で見て、後世に伝えて行くことは重要だと思うからです。でも、ホント言葉が見つからないぐらい、ハンマーで頭を殴られるぐらいの衝撃でした。戦争だとなんでそうなってしまうのか、食い止めることは出来なかったのか...

オフィシエンチムへはPKSのバスで行きました。前日に切符を買って(一応座席指定らしい)、準備万端。クラコウ駅前のバスターミナルでバスを待っていると、見覚えのある顔が。「俺と一緒にアウシュビッツへ行くことにしたか?」とは昨日の白タクの運ちゃん。答えは当然「NO!」。

どうやらバスを待っている連中は結構いるみたい。事前情報で座席指定は有っても無いのと同じと聞いていたので、バスを見つけるや否や列の前の方へ。それでも、フランス語を話すシスターに割り込まれました(神に仕えるものがそんなことするな!)。幸い席を確保できてラッキー。でも、中には席を取れずにクラコウから立って行くお客も(床に寝ている連中も)。

帰りも行きと同じく座席争奪戦。私は地元の人間の動きをチェックして難無く乗車&座席確保。帰りは始発でなかったので積み残しも有って大変でした。まぁ、こんなモン、強制収容所に連れてこられた人々に比べれば屁みたいなものですが...

よく考えると(考えなくても)クラコウの市内観光はしていません。ので、戻るなり市内観光。戦火を免れた中世の街並はなかなか見事でした。

晩飯は久々にリッチに街のレストランへ。初め日本語ガイドブックにあるレストランへ行ってみたものの予約で一杯。野生の感?で気になっていた19世紀から創業のレストランへ入ってみました。これが当たり。プエロギで何か賞を取ったらしいレストランで、味もボリュームも満点。店員はみんな英語完璧だし、値段もそこそこ。昨日のプエロギは何だったんだ〜(笑)。

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