キット

研究にいまやキットは欠かせなくなっています。簡単、手軽、それでもってデータの再現性も高い。欠点はコスト高なことかな。市販のキットが無くて測定系を組み立てていると、ホントにキットのありがたみ感じます。やっぱり有効にキットを使うのは研究スピードを上げるためにも重要なことです。

でも、問題は、原理を知らずに使ってしまうこと。原理が分かっていないと、とんでもない間違いをすることもあるし応用もきかない。Ph.D学生に質問されても答えられないし....

このところ、2つの酵素活性測定系を組み立てています。まぁ、大体良い感じなのですが、1つはちょっと測定感度が足りない。というか、サンプルが大量に無いので希釈して測りたい。となると感度を上げないとダメと言うわけです。感度を上げるには、反応系の至適濃度を再度検討するか、高感度の機器を用いるか...

どうやらこの測定系には吸光度計以外にも蛍光光度計が使えるみたいで、こちらの方が感度が上がるらしい。でも、うちのユニットには蛍光光度計がないし、他のラボに借りに行くしかないなぁ...
意外に他のラボへ行くことは少なく、全然知りません。暫く探検せねば(笑)。

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