第10日目 (8月23日)本日でリスボンとお別れです。
今日の予定は、ティアゴにおまかせツアー --> ファティマ --> モンサントの移動です。

ベレン地区を見ずしてリスボンを去ってはいけないだろう!というティアゴのお父さんの薦めもあり、午前中はベレン地区の観光です。
ティアゴには今日も10時にお迎えに来てもらい、メトロと市電を乗り継いでの移動。ティアゴはもうすでに、市電のチケットを買って来てくれてました。ありがとう!

ベレン地区には大航海時代ゆかりのモニュメントがあり、かつての栄華を垣間見ることができます。
先ずは、ジェロニモス修道院からインペリオ広場を通り抜け、発見のモニュメント、ベレンの塔を。

ジェロニモス修道院は16世紀初めにマヌエル1世が、エンリケ航海王子の偉業を称え、またヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓を記念して、エンリケ王子が建てた礼拝堂の跡地に建造された物だそうです。

発見のモニュメントは1960年にエンリケ王子の500回忌を記念して作られたモニュメント。先頭に立つのはエンリケ王子。その後ろに続くのはその時代に第一線で活躍した人々だそうで。。。
モニュメントの前の広場には、各地の発見年号が記された世界地図がありました。日本の発見年は1541年。ポルトガル船が豊後へ漂着した年です。でも、Kが指差しているのは豊後ではなく四日市?

ベレンの塔は海と川との境に立つそうで。これも16世紀初めマヌエル1世の命により、船の出入りを監視する要塞として建てられたとのこと。

ジェニロモス修道院とベレンの塔は世界遺産にもなっているようです。

昼過ぎにティアゴとお別れをして、本日の宿泊地モンサント(Monsanto)へ。
途中、通り道でもあったのでファティマ(Fatima)へ寄ってみました。

ファティマは聖母マリアの奇跡が起こった聖地だそうで。。。
ファティマの本を買っては来たものの、まだ読んでいないので詳細は分からないのですが、なんでも第一次世界大戦中の1917年に、3人の子供達、LUCIA、FRANCISCO、JACINTA、の前に聖母マリアが出現するという奇跡が起こったそうです。
そして聖母マリアは3人の子供に3つの予言を告げたらしいです。2つの予告は、その一つである第一次世界大戦は終結し、もう一つである‘死者の国への訪問’はFRANCISCOとJACINTAが亡くなることで実現し、残る1つの予告は、1981年バチカンでローマ法王パウロ2世が狙撃された事件、それを示唆していたとされる説が有力だとか・・・?
と言った訳でファティマはカトリックの聖地となっているとのこと。
本当に多数の熱心な信者の方々がお祈りを捧げていらっしゃいました。
ただ立ち寄っただけの我々は、とても気後れがして遠くから眺めることしかできませんでした。

街では所々で3人の子供達を見かけました。

カステロ・ブランコから北東48kmのところに位置しているモンサント。
スペインへ向かうのに、ポルトへ北上するのかポルトガルを横断するのかで悩みました。スペインではパラドール、ポルトガルではポザーダへ泊まりたいと思っていました。すると、ポザーダへの宿泊、移動距離、移動ルートを考慮するとモンサントルートがベスト?1938年には『ポルトガルで最もポルトガルらしい村』に選ばれたとも載っているし。。。

モンサント近辺では、何の木???かと思ったらコルク樫なのです!初めて見ましたぁ!
モンサントはその特異な姿により、先史時代から聖なる山として人々に崇められてきたそうです。この山の頂上にが、その下の丘にがあります。その全体が“石のアート”と表現されてました。
本当に、石造りの家が岩にしがみつくように建ち並び、ある家は大きな岩を家の壁に利用しています!
どこものんびりしています!音がないんです。ザワザワした耳障りな音が全く、、、
夕方なので外で涼んでいる人々が、、、そんな中、おばあちゃんが手招きを。何かなぁ〜っ?て寄って行くと、座れと。座ると、一緒に写真を撮ってあげるよ!と。とてもほのぼのとして涙がこぼれそうでした。
そして、どんどん、どんどんこんな道を上がって行くと城跡に。途中では犬の散歩途中のおじいちゃんに出会います。『日本から来たのか?よく来たなぁ〜』って言った感じです!(本当はベルギーからなんだけど、、、)こんな動物にも出会います!
お城の跡はまたまた激しい階段が。ちょっと恐ろしげなものが色々と

ポザーダのレストラン。夕食もワインも美味しかったです!とても!
お腹がはち切れそうで、はち切れそうで(食べ過ぎて!)、写真に撮ってみたのですが、とてもじゃぁないけど見せれません!(笑)

とても、とても素敵な街でした。


写真はこちらです。。。リスボンファティマモンサント

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